ついにピアノの弾き方が1段階わかったかもしれない、、、

ついにピアノの弾き方が1段階わかったかもしれない、、、
7年前にロシア奏法ネイガウス流派を習って、わかるようなわからないようなまま。ロシア奏法をジャズに導入するとなんか違うなと感じてロシア奏法とジャズの融合を諦めて。色々と悩みながら竹下清志師匠のレッスンを受けて前より脱力できるようになって。本田珠也さんと共演時にいただいた「ピアノから木の音がしない。指の先に釣り針がかかっていて糸を垂らした先にオモリがあるようにピアノを弾く」というアドバイス。
ロシア奏法を追求した時期に、ピアノの音色に焦点を当てて片っ端から聴きまくったおかげで、ピアノの木の音のイメージは自分の中ではありました。まずはピアノ全体を振動させることから始まるのかなと。次の日からそれを意識した基礎のスケール練習を開始。
意識しながら約1ヶ月、夜中にスケール練習してるときに腕の疲れる位置がロシア奏法で使う逆側の伸筋でした。「ここが疲れてたらイメージしているピアノの木の音を引き出せないはず。屈筋側を上手く使えたら引き出せるのにな」と思った瞬間にハッとして、腕全体は釣り竿でオモリの負荷によってエネルギーが竿のバット部分から穂先に向かうエネルギーでしなりながら鍵盤に引き込まれて行く、角度的には船釣りのイメージかな?(今まで釣りをしていて本当に良かった🙏)
それを早速試してみると、ロシア奏法で使う必要があると教えてもらった筋肉側に負荷が移動しつつ、鍵盤に向かって自然にエネルギーが流れ込んでいってイメージしていたピアノの木の音が鳴りました!!
ロシア奏法で培ったものと、竹下清志師匠に教えてもらった脱力、珠也さんのアドバイスが完璧に結び付きました。珠也さんと共演が決まったときに巫女的な感覚の奥さんが「珠也さんがピアノの弾き方を本当の意味で導く存在になると」即答してましたが本当でした。
ロシア奏法から7年も悩んだ長い道のり。まずは1段階クリアしましたが、安定感と音の密度を高めつつ、そしてスピリチュアルを感じながらの技術も引き続き追求していきたいと思います!!
